不勉強の誹りは免れまい

最近では珍しくなったからかもしれないが、不勉強な話だと指摘しておきたい。

すなわち、後楽園球場が取り壊しとなり東京ドームが使われる様になってから数年目の事と記憶しているが、東京ドームでのナイター試合、対戦カードは忘れたが、テレビ生中継が予定されていた試合で、雨天中止となったまさに珍事があるからだ。

因みにその日の東京は一日中曇天だったが降雨はなく、神宮球場ではナイターの試合が予定通りに開催されている。

原因は接近中の台風により東名高速道路に閉鎖区間を生じ、一般道に迂回したものの、大渋滞でユニフォーム、ミットやグラブ、バットなどが試合開始時間までに届かなかっただけでなく、到着予定時刻が読みきれなかったから。

だから、屋根付球場に雨天中止なし、と言う謳い文句に反して雨天中止という事態になった。

一番困惑したのは中継予定のテレビ局。

雨天中止なしを前提にしていたから、試合中止の代替番組を用意していなかった。

結局、尺の合う番組を見つけられず、ガランとしたドーム内や周辺の映像をかき集め、散漫なアナウンサー、解説者、レポーターの対談でお茶を濁す羽目になった。

それ以来、ドーム球場であっても中止に備える編成となったらしい。

その数年後だったかには、東京競馬場からの競馬中継でも似た様な事が。

朝からチラチラ雪の降る東京競馬場、アナウンサーと解説者が発走を待つ間、雪の話題で盛り上がっていたのだが、雪が激しくなり、レースの予想話をしながら、そろそろ時間なんですが〜、とアナウンサーが言い出すと相槌を打つ様に解説者が今何か通りませんでしたか?と受けた。

実は予定通りに第1レースは始まったものの、激しい降雪で視界不良。

各馬間違いなくゴールしたものの、写真判定も使えず、第1レースに遡り全レース中止になった。

この時もラジオ局は大変だった様だが、それは別の話。

道路事情により予定通りに届かない事は避けられない。

だが、冒頭で紹介した珍事の時、朝日新聞は既にデータベース化したものから紙面を作っていた筈だ。

つまり、端末とデータベースをきちんと使えれば、前代未聞などと言う事にはなるまい。

もっとも広島において初めてのことなのかもしれない。

だが、それならば、広島において、と言う枕言葉をつけねばおかしかろう。

流石朝日新聞。過去の自紙の記事であろうと検索に値する中身はない、と言う事の様だ。

■「巨人ユニ、届いてません…」前代未聞、試合開始遅れる

(朝日新聞デジタル - 08月11日 18:35)