進捗状況170725(BNコーティングについて)

みなさん、暑い中お仕事お疲れ様です。

先日、出品した0200を即落札して頂いた話の続きですが、落札者の方からBNコーティングの追加オーダーを頂きましたので、昨日(25日)一日かけて施工しました。今回の更新では、落札者様への報告がてら、施工内容についてお話しすることにします。

まず、そもそも論ですが、BN(ボロンナイトライド)とはなんぞや

この窒化ホウ素の結晶そのものに冷却効果があるわけではないのです。これがフィンの表面に固着することで、フィンの表面積が増えるそれだけ空気に接する面積が増えるICの性能アップ、という理屈です。

では、道具をご紹介します。

速乾性BNスプレー(ファインケミカルジャパンさん)

ゴーグル

マスク

ゴム手袋

マスキングテープ

新聞紙

BNは塗料ではありませんので、シンナーの匂いはしませんが、独特の刺激臭がします。そのため、粘膜の弱い方は目、鼻、喉の不調を招く恐れがあります。私も目はまだいい(メガネをしているからか)のですが、マスクなしだと作業中にのどがヒリヒリしてせき込むので、ゴーグルはまだしも防塵マスクだけは必須です。

また、手袋はゴム又は皮の手袋にしてください。軍手ですと利き手の人差指(スプレーのノズルを押す指)にBNが付着してしまいます。付着したから即皮膚がただれるということはありませんが、感覚としてはブロックアイスに触れたときのような冷たさを感じます。

施工場所ですが、屋外がベストです。今回は諸般の事情で屋内で行いましたが、施工後充分な換気が必要です。

では、工程について。

ICを養生する。

左側が表(ボンネット)側、右側が裏(エンジン)側です。

BNスプレーを吹き付ける

(1回目)

この辺りの作業は塗料を吹き付けるやり方と同じです。コツは上側のマスキングテープのさらに上辺りからノズルを押し、上から下に向かって吹き付け、下のマスキングテープ辺りでノズルから指を離す。ノズルとフィンとの距離は大体20センチ程度。これを私は60回繰り返します。

(上下逆さまになってしまいましたが2回目)

(3回目)

ここで2〜3時間程度小休止。

速乾性なので連続して作業しても構わないとは思います。

ノズルとフィンの間を近づけて、さらに60回3回表裏

(4回目)

(5回目)

(6回目)

あなた妙に6にこだわってないと思われた方、別に特別なこだわりがあるわけではないのですが、このやり方だとBNスプレーをちょうど1本丸使い切ることができます。

フィン表面はの工程でほぼ問題ないので、なるべくノズルを近づけて、フィンの奥まで浸透するように吹き付けます。

(4回目時点での横から)

(6回目)

ねやっぱり違うもんでしょう()

養生を剥がして天日乾燥

地金との色の差はこんなところです。

サンエスK-1に1回浸した0200と比較するとこうなります。

金爆の研二くんみたいですね

この後、梱包して今日中に発送します。あーよかった。

ところで、これと平行してこれ以外の0200の工程も進めていたのですが、これについてのお話は次回の更新にてお話します。